バナー(banner)は、ウェブサイトへのリンク標識として用いられる画像。日本のインターネット文化ではもっぱら「サイトの看板」として考えらている。
概説
日本のインターネット文化において、個人サイトのバナーとしては、200×40ピクセルのものが広く使われている。このほか、IAB (Interactive Advertising Bureau)規格の88×31ピクセルが用いられる。
CardWirth界隈では「バナー」の独自規格が提唱されたり、「バナー」を用いた企画がいくつか行われたことがある。こうした企画は、サイト運営者であるユーザー間のコミュニケーションを盛り上げた。
CardWirthのバナー文化
アップデートバナー
CardWirth草創期に提唱された「リンク先からでも更新状況が分かるバナー」。
Dバナー
「でかバナー」(あるいは「どでかバナー」)の意。500×78サイズのバナー。2002年頃、徐行氏によって提唱された。
→Dバナー
Cバナー
74×94サイズ(カード画像大)のバナー。2002年頃提唱。
→Cバナー
ばなこん
徐行氏が主催していた「バナーコンテスト」。2002年7月に第2回、2002年11月に第3回が開催された。
第2回の「ばなこん」ではとーる氏の作品が優勝し、主催者から限定シナリオが贈られたという。
来歴
バナーの規格
バナーの国際的な規格を提唱している IAB (Interactive Advertising Bureau)は、オンライン広告の業界団体である。IABは 広告として用いられることを前提として、468×60ピクセルの「フルバナー」をはじめとするいくつかの広告用バナーの規格を定めている。個人サイトでは、88×31ピクセルのものが広く使用されている。
日本ではこのIABによる規格が決定されるより以前にイラスト系サイトを中心として200×40ピクセルのものが使われるようになったといい、これが事実上のスタンダードとなっている。このほか、同好のサイトが繋がるためにつくられた「同盟」の標識として32×32ピクセルのものもよく使われる。