CardWirthの普及にあたって、パソコン雑誌は大きな影響を及ぼした。雑誌の付録ディスクからCardWirthを知ったユーザーも多い[註1]。
1998年当時、コンピュータ・インターネットの新規ユーザー層は増加しつつあり、かれらを対象にしたコンピュータ雑誌は「無料ゲーム」の収録を目玉としていた。
これら雑誌出版社にとっても「カードワースシナリオ」は魅力的なものであったと推測できる。
沿革
CardWirthをいち早く取り上げたのは『DOS/V POWER REPORT』(インプレスコミュニケーションズ)、『PCfan』(毎日コミュニケーションズ)、『WindowsStart』(毎日コミュニケーションズ)の3誌で、1998年12月号にCardWirthを掲載・収録している。
《groupAsk Homepage》内「雑誌紹介」(1999年11月5日時点)によれば、以下のような雑誌がCardWirthを取り上げている。
- DOS/V POWER REPORT 1998年12月号(CD−ROMに収録)
- PC fan No.89 1998 11/15
- WindowsStart 【月刊ウィンドウズ スタート】 No.37 1998年12月号
- PC Computing 1999年2月号
- Hello! PC 1999年2月8日号
- DOS/V POWER REPORT 1999年3月号(CD−ROMに収録)
- Gakken PCing 1999年3月号(CD−ROMに収録)
- Gakken PCing 1999年4月号(CD−ROMにシナリオパック収録)
- DVD+PC100%活用ガイド DOS/V POWER REPORT EX(CD−ROMに収録)
2000年4月22日には、光学社より雑誌『I/O』別冊として「カードワース公式ガイドブック」が刊行されている。
また、たびたび特集記事を組んでいた『テックウィン』(アスキー)の影響も大きかったといわれる(Wikipedia「CardWirth」)。
参考史料
- 《groupAsk Homepage》内「雑誌紹介」のページ
- ×http://www.mediawars.or.jp/~kuranuki/CardWirth/Publish.html
- ◇[Internet Archive]
- ◇[Internet Archive]1999年11月5日時点