CardWirthの普及にあたって、パソコン雑誌は大きな影響を及ぼした。雑誌の付録ディスクからCardWirthを知ったユーザーも多い[註1]

1998年当時、コンピュータ・インターネットの新規ユーザー層は増加しつつあり、かれらを対象にしたコンピュータ雑誌は「無料ゲーム」の収録を目玉としていた。

これら雑誌出版社にとっても「カードワースシナリオ」は魅力的なものであったと推測できる。

沿革

CardWirthをいち早く取り上げたのは『DOS/V POWER REPORT』(インプレスコミュニケーションズ)、『PCfan』(毎日コミュニケーションズ)、『WindowsStart』(毎日コミュニケーションズ)の3誌で、1998年12月号にCardWirthを掲載・収録している。

《groupAsk Homepage》内「雑誌紹介」(1999年11月5日時点)によれば、以下のような雑誌がCardWirthを取り上げている。

2000年4月22日には、光学社より雑誌『I/O』別冊として「カードワース公式ガイドブック」が刊行されている。

また、たびたび特集記事を組んでいた『テックウィン』(アスキー)の影響も大きかったといわれる(Wikipedia「CardWirth」)。

参考史料