平江 明
サイト CW−Pulp
代理公開 MNS氏《M.N.S.》
活動時期
草創 1.20前期 1.20後期 1.28一期 1.28二期
98 -- 99 -- 00 -- 01 -- 02 -- 03 -- 04 -- 05 -- 06 -- 07 --
1.28三期
08 -- 09 -- 10

平江 明(ひらえ・あきら)氏は、CardWirthの草創期から1.20期にかけて多くの作品を発表したシナリオ作者。名義は「hirae」とも。

平江氏の作品は、現在MNS氏が《M.N.S.》内〈H氏との夕べ〉において代理公開を行っている。

活動と軌跡

台詞回しの魔術師

文章による情景描写や会話のテンポなどの水準には定評があり、当時のコミュニティから「台詞回しの魔術師」の異名を奉られた。また、口調設定などのユーティリティシナリオやツールも制作されている。

いくつかのシナリオで示されるプロローグの文章は、物語の世界と冒険者のイメージを喚起するものとして、語り草にされている。

 古代文明が滅びて幾星霜――
 人類の歴史には闇の帳が下ろされていた――

 魔物の跳梁、数々の秘境――
 人類の版図は点となって久しく――

 しかし、この闇に朽た時代を――
 カンテラを掲げ闊歩する者達がいた――

 彼らは、探検家でも、傭兵でもなく――
 冒険者と呼ばれていた――

また、いくつかのシナリオでは、背景画像(bmp画像)化された文章によって物語の背景を語っているのが特徴的である。

おもな制作シナリオ

ギルドへの発表は『満腹食堂の大戦』『コボルトの洞窟』の2作。「Pulp Made」と称し、プライベートシナリオという形で多くの作品を発表した。「Pulp Made」作品の作風は「ショート完結&ヒロイック」と作者は述べている。

シナリオ名 発表 備考
満腹食堂の大戦 1999/03/09 ギルド公開 [旧:5-11]
コボルトの洞窟 2000/12/29 テスト版発表 [RM]  
メイドですからっ 2001/02/--
地下二階の役立たず 2001/03/02 完成 [RM]
斜陽の魔法店 2001年前半 制作 [HP]
樹精の森 2001年前半 制作 [HP]
ゴブリンとお茶を 2001年前半 制作 [HP]
城/蜥蜴/栄光 2001年前半 制作 [HP]  
生宝 2001年前半 制作 [HP]
カガミノ中ノイクサ 2001年前半 制作 [HP]
口調システム -sic- 2002/11以前
口調システム -FAT- 2002/12/--  
第四の道行き 2002年
氷室の囚人
あの女を捜せ
ニキという人
不死は生者の玩具  
無声劇  

著述

関連サイト