拾穂文庫第一分室CardWirth史年表用語集【い】

異端審問官

異端審問官(いたんしんもんかん)は、複数のシナリオに登場する、聖北教会の役職。邪教の摘発や妖魔の討伐にあたる。初出は齋藤氏教会の妖姫』(1998年8月)。

『教会の妖姫』に登場するバルドゥアの印象や、史実のヨーロッパにおける異端審問・宗教裁判・魔女狩りのイメージが強く、「異端審問官」は狂信者や体制悪、非寛容の象徴として描かれることが多い。もっとも、バルドゥアのために忘れられがちであるが、『教会の妖姫』のエルンスト司教もかつてはこの職にあった。公的に掲げられた目的としては、邪教や悪魔崇拝などから民衆を保護するための役職である。

設定と解釈

groupAskによる設定

おもな関連シナリオ

来歴

史実における「異端審問」は、「異端」すなわち「同じ宗教の正統ではない解釈」への取り締まりを指しており、本来「他の宗教」への弾圧を指す言葉ではない(やっていることは似たようなことであれ)。

関連項目

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