アイヌ語
- カテゴリ:題材(言語・文化圏)
- 最終改訂:2009/06/01
外部参考サイト | |
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Wikipedia | ◇「アイヌ語」 |
アイヌ語は、元来、北海道・サハリン・千島列島に住んでいたアイヌ民族の間で話されていた言語。
北海道の地名によく見られることで知られる。日本国内において日本文化の中で暮らし日本語を母語とする者にとって、アイヌ語・アイヌ文化はもっとも近い「異言語」「異文化」の一つと言える。小説・漫画・アニメ・ゲームなどの各種創作の中でもアイヌ語・アイヌ文化の引用がおこなわれることがある。その参照の度合いは語彙・固有名詞の借用に留まるものから、叙事詩「ユーカラ」に代表される神話・伝承の参照に及ぶ場合もある。
CardWirthとアイヌ語
CardWirthにおいても、アイヌ語の引用がおこなわれることがある。
伊達氏が『時計台屋敷のねずみ』で登場させたキャラクター「レタルエルム」は、アイヌ語「レタル・エルムン」retar ermun(白い・ねずみ)に基づく命名と説明されている。
慶凰氏のシナリオ『upun as』のタイトルは「ウプン・アシ」と読み、アイヌ語で“吹雪が吹く”の意、と説明されている。このシナリオでは登場人物の名前にもアイヌ語の単語が用いている。
アイヌ民族関連クーポン配布シナリオ
クーポン名 | 配布シナリオ名 | 備考 |
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_アイヌ人 |
大江戸事件帳氏『旅の初めに』 |
大江戸バリアント |
来歴
相互間の語彙の借用を除いて、日本語と共通する部分は少ない。言語学上、特定の語族に帰属させることのできない「孤立した言語」と分類されている。
近代以降の日本国家による同化政策の結果、現在、アイヌ語を「母語」として話すことのできる話者はきわめて少なくなっている。アイヌ語は言語学上の「危機に瀕する言語」(Endangered Language)として位置づけられており、民族文化の保護・振興や言語多様性の確保という視点から言語の継承の試みがおこなわれている。