プライベートシナリオは、Adventurer's Guildに投稿せず、自らのサイトでのみ公開するシナリオ(公式以外の私設ギルドで公開されるものも含む)。

ネット上に公開した時点で「プライベート」なものでないという見方もあるが、この場合の「私的なもの」(プライベート)に対比される「公的なもの」は「公式ギルド」である。意図してバランスを崩壊させるようなシナリオ、ギャグに走りすぎたもの、あるいは作者の趣味に走りすぎのシナリオ、内輪モノ・楽屋オチ的なシナリオなど、作者自らが「一般向けでない」と判断してギルドへの投稿を避けたもの。

「プレイヤーがプレイする楽しみ」よりは「作者が作る楽しみ」をヨリ重視した作品と言えるかもしれない。いわゆる「批評」をめぐる紛擾を経て、プライベートシナリオは「批評」しない(プレイヤー中心主義的立場からの酷評をしない)という暗黙の了解ができあがったらしい。