鋼鉄の箱
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- 最終改訂:2011/03/27
鋼鉄の箱(こうてつのはこ)は、groupAsk(齋藤氏)『奇塊』(1998年8月29日)に登場する、旧文明の遺産と思われるアイテム(兵器)。
「天頂部に取っ手の付いた大きな金属製の箱。表面にいくつもの金属の装飾が施されている。かなりの重量があり、中に何かが入っているらしい。側面に“ろけっとらんちゃ”と記されている」
敵全体に全属性ダメージ50×3を成功率+5(絶対成功)で与えるという、ぶっちゃけて言えば反則アイテム(使用回数1回)であるが、半ばジョークアイテムとして認容されているようだ。ビホルダーという強敵が存在するシナリオだけに、その救済措置とも見られる。カードにはキーコード「ロケットランチャー」が設定されている。
CardWirthにおける「旧文明」を、現在の機械文明になぞらえる方向の道筋を開いたという意味で(そしてCardWirthの「なんでもあり」な世界の扉を開いた意味で)、大きな影響を与えたと言える。
備考
blackhole氏によると「下水道にロケットランチャーという取り合わせはバイオハザードシリーズを意識したパロディとの話を耳にしたことがあります」との由。◇wikipedia「バイオハザードシリーズ」(2009年1月20日閲覧)によると同ゲームのロケットランチャーは「バイオ〔引用者註:バイオハザード〕の代名詞ともいえる究極兵器。ほとんどのクリーチャーを一撃で葬り去るほどの威力を持つが、構えるまでの時間や着弾までのラグが大きく取り回しには優れない。主にラスボスに止めを刺す手段としての登場が多い」。ロケットランチャーは初代「バイオハザード」(1996年3月発売:PS版)からのシリーズ作品に登場しており、下水道を舞台とした「バイオハザード2」は1998年1月に発売されている(PS版)。