古山シウ 氏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サイト | ◇戯作山昧 べくとる庵 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動時期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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古山シウ(こやま・シウ)氏は、CardWirthの草創期に多くの作品を発表したシナリオ作者・背景写真素材提供者・技術解析者・ツール制作者。1.28期初頭まで活動を継続。
活動と軌跡
熱く濃いシナリオの作者
1999年2月13日、シナリオ『押忍!男闘虎塾』を発表。同年3月15日、サイト《戯作山昧 べくとる庵》をvectorのスペースに開設した。
シナリオ作者としては、『押忍!男闘虎塾』のほか、『見参!東方武芸団』(2000年10月)などの「濃い」作品を作ったことで知られる。また、提供されていた背景写真素材は草創期のシナリオを中心に広く用いられた。
『押忍!男闘虎塾』のイメージが強いが、元ネタとなった『魁!!男塾』については「もちろん好きでしたが、特別思い入れがあるわけではありません」[註3]とのこと。
技術系コミュニティの中心
2001年頃?、groupAskによる「ヘルプ書きのヘルパー」募集に応じ、他のメンバーとともにCardWirth Editor 1.25 のヘルプ執筆に関わった[註1]。また、「キーコード大全」は公式サイトに寄贈する予定で当時の公式サイトのデザインに合わせて制作された。groupAskからは「せっかく作ったのだから、そちらで管理してほしい」との返事があったという[註2]。
サイトには「キーコード標準化計画」などの技術関連のコンテンツを備えている。《CW guru》の管理など、技術系コミュニティの中心となっていたおひとり。
活発な活動は2002年前半まで続く。その後、『隠者の庵』発表にともなう「キーコード表」の更新(2002年10月)を経て、新エンジン(ver.1.28)登場にともなう動作検証シナリオ『実験室128』の制作(2003年8〜9月)を最後に活動は長期にわたって休止状態に入っている。
現在(2010年6月)活動は休眠中、最終更新は2003年9月3日。サイトはvectorの制作者スペースに存在するため、消失の危険性は低いか。別サーバーに置かれていた背景写真素材へのアクセスは現在不可能。
おもな制作シナリオ
シナリオ名 | 発表 | 備考 |
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押忍!男闘虎塾 | 1999/02/13 発表 [RM] | |
押忍!男闘虎宿 | 1999/10/02 ギルド掲載 [旧:12-31] | |
機巧の店・鋼腕屋 |
1999/10/05 β版公開 [HP] 1999/10/16 完成 [HP] 1999/11/13 ギルド掲載 [旧:14-39] |
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見参!東方武芸団 | 2000/10/18 正式公開 [HP] |
このほか、下記の教則・サンプル的シナリオを公開している。
シナリオ名 | 発表 | 備考 |
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キーコードマスター | 教則シナリオ | |
ロールテスター | ユーティリティー | |
パッケージ大活用 | 2000/04/10 登録 [HP] | ユーティリティー |
機能札性見本市 | 2000/08/06 登録 [HP] | 教則 |
実験室128 | 2003/08/31 リリース [HP] | 1.28動作サンプル |
おもな制作ツール
ツール名 | 発表 | 備考 |
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CWダメージ計算機 |
おもな提供素材
おもな著述
- ◇古山シウ氏「愛について」、〈CWエッセイ〉第23回 (2001年1月4日)
またエイプリルフールネタ記事でも知られ、「幻の新CW」(2001年4月1日)、「アニメ化決定」(2002年4月1日)、「Card Wirth を継ぐもの」(2003年4月1日)の3作がある。「幻の新CW」では「PNG、MP3をサポート」「データファイルのXMLベースへの変更」「ネット対応」「スキン対応」など、「Card Wirth を継ぐもの」では「JAVA 版 Card Wirth」「アニメーション・オブジェクトの追加」「パッケージのインポート」など、技術系のネタを取り上げた。その一部は、でこぱち、1.28エンジン、エフェクトブースター、バリアントエンジンなどで部分的に実現している。