リューン騎士団
- カテゴリ:設定(組織)
- 最終改訂:2011/07/19
リューン騎士団(リューンきしだん)は、齋藤氏(groupAsk)のシナリオに登場する騎士団組織。初出は『家宝の鎧』(1998年8月)のReadMeであり、本編での初登場は『賢者の選択』(1999年1月)となる。本項では『家宝の鎧』本編に登場する「王国騎士団」についても説明する。
設定と解釈
groupAskによる設定
『家宝の鎧』
『家宝の鎧』(1998年8月)に登場するリヒャルト卿の「所属」は、本編中において「王国騎士団」と記されている。なお、ReadMeでは「リューン騎士団」と表記されている。
リヒャルト卿は王宮勤めで専らデスクワークをしていると描写されている。リヒャルト卿の仕事が、軍事組織である騎士団内の事務方(会計・人事・調達など)の仕事であるのか、称号・栄典として「騎士団」所属の身分を保持して王国政府の行政セクションを担当しているのかは不明。
なお、リヒャルト卿の祖父は「一介の傭兵から武勲をたて騎士の位を得た」人物。騎士身分であることと「王国騎士団」員であることの関係(騎士身分になると自動的に王国騎士団に編成されるのか、王国に複数ある騎士団のいずれかに加入する手続きがあるのか、など)は、もちろん不明である。
『賢者の選択』
齋藤氏(groupAsk)『賢者の選択』(1999年1月)に登場するミューゼル卿(巡察官)は「リューン騎士団」の所属となっている。初登場時に鎧に「白い胸当てにリューンの紋章が刻まれている」ことから「リューン騎士」であることが冒険者たちに了解されている。
登場時、ミューゼル卿は「王国貴族の邸宅」「治安隊の詰め所」に応援を求めようとしている。前者からは、「リューン騎士団」がリューンを含む「王国」の組織であること、後者からは治安隊(警察的組織)とは別の組織であるらしいことが推測される。