クドラ教
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◇「クドラ教」 |
クドラ教(クドラきょう)は、複数のシナリオでしばしば敵役として登場する邪教集団。聖北教会の信仰が浸透する前に存在した土着の呪術系信仰の末裔であり、おぞましい死霊術を使う。灰色の法衣が象徴的。初出はtz 氏『灰色の神殿』(1998年10月)。当初は同情の余地のない狂信的な「悪役」として登場し、「邪教」としてのイメージがおおむね定着しているが、クドラ教側を掘り下げるシナリオもある。
設定と解釈
tz氏による設定
初出『灰色の神殿』では以下のような情報カードを手に入れることができる。
聖北教会で邪神とされるクドラを崇める教団。土着信仰で呪術の神と崇められていたクドラが、聖北教会の伝播とともに迫害されていった、なれの果てである。高位の司祭は、死者を操る秘儀を心得ているという
クドラ教徒はこの時から灰色の法衣を着ている。この作品で登場するボウェーロ司祭は死体を用いた実験を繰り返し、ゾンビーやグールなどを操ることができる。彼に従う神官たちもそれに疑問を持っていないようだ。聖北教会と対立しており、教徒は聖北教会の異端裁判所で裁かれるらしい。また、特殊な象形文字を用いており、香を用いた儀式でトランス状態になることが触れられている。
現在確認できるシナリオのうち、tz氏がクドラ教に触れているのは『灰色の神殿』一作だけである。
DOLL設定
DOLL設定では、主神クドラは女神とされる。舞台となる地域(アルスター)において、聖北教会が入る以前は最も栄えていた土着の宗教であったが、土着宗教が聖北教会に吸収される中で、クドラ教は頑強に抵抗している。
おもな関連シナリオ
- tz 氏『灰色の神殿』(1998年10月)
- テイル氏『プロローグ』
- MNS氏『鏡の山の食人鬼』
- がじろー氏『封印されし海』